定期予防接種(小児用肺炎球菌)
予防接種には、法令で定められた定期接種と本人が希望して行う任意の予防接種とがあります。定期予防接種は、定められた対象年齢や接種間隔で接種する場合は、公費助成により無料で受けることができます。
【制度内容】
【対象者】
生後2か月から60か月(5歳)に至るまでn(5歳の誕生日の前日まで)
【支給内容】
◇肺炎球菌n肺炎球菌感染症は、肺炎球菌という細菌によって発生する病気で、そのほとんどが5歳未満で発生し、特に乳幼児で発生に注意が必要です。主に気道の分泌物により感染を起こし、症状がないまま菌を保有(保菌)して日常生活を送っている子どもも多くいます。集団生活が始まるとほとんどの子どもが持っているといわれる菌で、主に気道の分泌物により感染を起こします。しかし、これらこの菌が何らかのきっかけで進展すると、肺炎、や中耳炎、敗血症、髄膜炎等になったり、あるいは血液中に菌が侵入するなどして重篤な状態になることがあります。◇接種回数n小児用肺炎球菌ワクチンは初回1回目を接種した月齢により、接種回数とスケジュールが変わります。|接種開始月齢|接種回数|n|:—-|:—-|n|生後2か月から生後7か月に至るまで|初回3回(27日以上の間隔をおいて)※1追加1回(初回3回目終了後、60日以上の間隔をおいて、生後12か月から15か月に至るまで)|n|生後7か月から生後12か月に至るまで|初回2回(27日以上の間隔をおいて)※2追加1回(初回2回目終了後、60日以上の間隔をおいて、生後12か月以降に)|n|生後12か月から生後24か月に至るまで|2回(60日以上の間隔をおいて)|n|生後24か月から生後60か月に至るまで|1回のみ|※1 初回2回目及び3回目の接種は、生後24か月に至るまでに行うこととし、それを超えた場合は行わないこと。(追加接種は実施可能)nただし、2回目を12か月以降に接種した場合は3回目の接種はできない。n※2 初回2回目の接種は、生後24か月に至るまでに行うこととし、それを超えた場合には行わないこと。(追加接種は実施可能)令和6年4月1日以降、使用するワクチンがこれまでのワクチン(13価ワクチン)から新しいワクチン(15価ワクチン)に切り替わります。n令和6年1月31日生まれまでのお子さまには青色の予診票、令和6年2月1日生まれ以降のお子さまには緑色の予診票をお送りします。n青色の予診票はそのまま新しいワクチン(15価ワクチン)に使用できます。
- 金銭的支援:
- 物的支援: ◇接種回数n小児用肺炎球菌ワクチンは初回1回目を接種した月齢により、接種回数とスケジュールが変わります。n|接種開始月齢|接種回数|n|:—-|:—-|n|生後2か月から生後7か月に至るまで|初回3回(27日以上の間隔をおいて)※1追加1回(初回3回目終了後、60日以上の間隔をおいて、生後12か月から15か月に至るまで)|n|生後7か月から生後12か月に至るまで|初回2回(27日以上の間隔をおいて)※2追加1回(初回2回目終了後、60日以上の間隔をおいて、生後12か月以降に)|n|生後12か月から生後24か月に至るまで|2回(60日以上の間隔をおいて)|n|生後24か月から生後60か月に至るまで|1回のみ|※1 初回2回目及び3回目の接種は、生後24か月に至るまでに行うこととし、それを超えた場合は行わないこと。(追加接種は実施可能)nただし、2回目を12か月以降に接種した場合は3回目の接種はできない。n※2 初回2回目の接種は、生後24か月に至るまでに行うこととし、それを超えた場合には行わないこと。(追加接種は実施可能)
【利用方法】
他の予防接種との接種間隔n小児用肺炎球菌ワクチンは不活化ワクチンです。n小児用肺炎球菌ワクチン接種後に他のワクチンを接種する場合は接種間隔の決まりはありません。
【手続き方法】
予診票発送n生後1か月になる月の月末頃n注:B型肝炎・ロタウイルス・BCG・「4種混合・ヒブ」または「5種混合」の予診票を同封しています。
【手続き持ち物】
【関連リンク】
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/kenko/kenshin/yobou/1049862/1002597.html
【自治体制度リンク】
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/kenko/kenshin/yobou/1049862/1016169/1002610.html