麻しん・風しん混合
予防接種には、法令で定められた定期接種と本人が希望して行う任意の予防接種とがあります。定期予防接種は、定められた対象年齢や接種間隔で接種する場合は、公費助成により無料で受けることができます。
【制度内容】
麻しん・風しん混合予防接種法に基づき、下記のとおり個別接種で実施します。該当者には通知しますが、転入等で予診票のない方は、ご連絡ください。接種対象年齢1期:1歳から2歳未満2期:5歳から7歳未満(ただし、小学校入学1年前の4月1日~入学年の3月31日まで)接種期間1期:1歳の誕生日から2歳の誕生日の前日まで2期:小学校入学1年前の4月1日~入学年の3月31日まで(注)この接種期間を過ぎますと、自費での接種となりますので、御注意ください。実施方法年齢内に1回 皮下接種(0.5ミリリットル)接種するための予診票は、第1期対象者のかたには、1歳になる時に、2期のかたには、4月に一括発送します。転入等で、予診票をお持ちでないかたは、母子手帳を持って保健相談センターへお越しください。実施場所指定の個別予防接種実施医療機関実施時間や予約等については各医療機関にお問い合わせください。持ち物予診票、母子手帳注意事項お子さんの健康状態を良く知っていて、医師の質問に責任をもって答えられる保護者の方がお連れください。他市(協定している近隣市)の医療機関で接種を希望される方は、接種前に保健相談センターへ御連絡ください。接種後、身体に異常が認められる場合は、医師の診察を受け、その結果を保健相談センターまで御連絡ください。病気の説明麻しん麻しんウィルスの空気感染によって起こる病気です。感染力が強くワクチンを受けないと、必ずかかる重い病気です。発熱、せき、鼻汁、めやに、発疹を主症状とします。最初3日から4日間は38度前後の熱で、一時おさまりかけたかと思うとまた39度から40度の高熱と発疹がでてきます。高熱は3日から4日で解熱し、次第に発疹も消失します。しばらく色素沈着が残ります。主な合併症は、気管支炎、肺炎、中耳炎、脳炎があります。患者100人中、中耳炎は7から9人、肺炎は1から6人に合併します。1000人に2人の割合で脳炎もみられます。麻しん(はしか)にかかった人は、1000人の1人の割合で死亡し、現在でも年間50人の子がはしかで命を落としています。風しん風しんは、風しんウイルスの飛沫感染によって起こる病気です。潜伏期間は2から3週間です。軽いカゼ症状ではじまり、発疹、発熱、後頚部リンパ節腫脹などが主症状です。そのほか眼球結膜の充血も見られます。発疹も熱も約3日間で治りますので「三日ばしか」とも呼ばれています。合併症として、関節痛、血小板減少性紫斑病、脳炎などが報告されています。血小板減少性紫斑病は患者3,000人に1人、脳炎は患者6,000人に1人くらいです。大人になってからかかると重症になります。妊婦が妊娠早期にかかりますと、先天性風しん症候群と呼ばれる病気をもった児(心臓病、白内障、聴力障害など)が生まれる可能性が高くなりますから、妊娠前に予防接種を受けておくことが大切です。副反応麻しん生ワクチンですからウィルスが体内で増えるため、接種後5から14日に5.3%に37.5度以上38.4度未満の発熱、8.1%に38.5度以上の発熱、5.9%に麻しん様の発疹が認められることがあります。通常は1から2日で消失します。また、たまに熱性けいれんが起こり、ごくまれ(100から150万人に1人以下)に脳炎の発生が報告されています。風しん生ワクチンですからウイルスが体内で増えるため、接種後5から14日に1.9%に37.5度以上38.4度未満の発熱、2.6%に38.5度以上の発熱、発疹が1.3%、リンパ節腫脹が0.6%認められます。ワクチン接種を受けた人から周りにうつることはありません。接種間隔 注射生ワクチンを接種した後に、別の種類の注射生ワクチンを接種する場合は、27日以上あけてください。なお、令和2年10月の法改正により、経口生ワクチン、不活化ワクチンに関する接種間隔の制限はなくなりました。*同時接種については、医師が必要と認めた場合に限り接種できます。*ただし、同一ワクチンを複数回接種する場合の接種間隔の制限は従来どおりになりますのでご注意ください。
【対象者】
1期:1歳から2歳未満
【支給内容】
年齢内に1回 皮下接種(0.5ミリリットル)
- 金銭的支援:
- 物的支援: 年齢内に1回 皮下接種(0.5ミリリットル)
【利用方法】
【手続き方法】
【手続き持ち物】
【自治体制度リンク】
https://www.city.musashimurayama.lg.jp/kosodate/kenshin/yobousesshu/1003787.html